メニューに戻る  No.08-03-03

バッチインプット-現物入金(F-30)

処理概要:

 汎用バッチインプットを使用し、現物(現金・小切手)入金処理を実行する(作業軽減を実現)

1. 入金対象となる債権明細を確認する
2. 抽出した情報を汎用バッチインプットシート(Excle)へ貼り付け、バッチインプットデータを作成する
3. R/3にて汎用バッチインプットを実行し、相殺処理を行う

 バッチインプットシートダウンロード → batch_inpute_f-30.xls (約50KB)


1. 債権情報の確認(ダウンロード)

  得意先明細一覧(FBL5N)    (画面から確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 > 債権管理 >勘定コード > 照会/変更:明細

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 02-04-02 得意先明細一覧 を参照

  画面1:

  


注意点:

  1. レポートから、入金対象となる明細の会計伝票番号を確認し、バッチインプットExcelシートへ貼り付ける。
  2. 支払方法(PM)が「2」現金入金と「3」小切手入金が対象となります。

2.バッチインプットシート作成(Excel編集)

  画面2-1:

  

  操作手順2-1:

  1. {{転記日付}} A列 決済日付(転記日付)
  2. {{通貨}} B列 決済通貨
  3. {ヘッダテキスト} C列 決済伝票に対する摘要
  4. {{勘定コード}} D列 決済勘定(100010現金、100011現金(USD),100012現金(DEM),100xxx預金・小切手)
  5. {{伝票通貨額}} E列 入金額
  6. {ソートキー} F列 決済勘定に対するソートキー。小切手入金の場合は小切手番号。
  7. {明細テキスト} G列 決済勘定に対する摘要
  8. {{事業領域}} H列 現金・小切手勘定を管理する事業領域
  9. {{得意先コード}} I列 入金先
  10. {{ソートキー}} J列 決済する明細のソートキー(このキーで得意先未決済明細を選択)
  11.   レコードの最後にかならず "eof" を入力
  12. 「データ作成」   シートへの入力が完了後、「データ作成」ボタンを押しExcelマクロを実行する

  注意点:

  1. 1〜6行目への追加・変更・削除はしないで下さい。
  2. 7行目以降への追加・変更・削除はOKです。(データの最後には必ず“eof”を入力してください。
  3. 背景色、文字色、罫線、フォント、文字の大きさは任意です。

  画面2-2:

  

  操作手順2-2:

  1. 「OK」ボタンを押し、バッチインプットファイルを作成する。
/Cドライブの直下に"testbdc.txt"というテキストファイルが作成されます。

  画面2-3:

  

 

  操作手順2-3:

  1. 「OK」を押し、次画面へ。

操作手順3:バッチインプット実行(YR990001)

  作成されたテキストデータをバッチインプットします。

  メニュー選択:情報管理 > バッチインプット >バッチインプット実行

  詳細は操作マニュアル:01.操作マニュアル開発者用資料バッチインプット実行マニュアル

  画面3-1:

  

  操作手順3-1:

  1. {{照会}} “E”のエラー時は一時中断を選択
  2.   「実行」ボタンを押す

  注意点:

  1. バッチインプット実行時の処理モードの選択は必ず“E”実行して下さい。

  画面3-2:

  

  操作手順3-2:

  1.   「OK」ボタン又は「Enter」を押す

  画面3-3:

  


  操作手順3-3:

  1. 入金に対する債権明細が選択(JPY総額が青字)された状態が表示されます
  2. 伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。

 注意点:

  1. 未割当が決済する債権明細と入金額の差額です。(画面3-3では\0)
差額分を債権(債務)明細残高として残す場合は残余明細処理を。他勘定に振替する場合は差額処理を実行する。
  2. 伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。
  3. 貸借が一致(未割当額がゼロ)すると、相殺処理が出来ますので「保存」ボタンを押して下さい。