メニューに戻る  No.08-03-05

バッチインプット-現物出金(F-51)

処理概要:

 汎用バッチインプットを使用し、現物(現金・小切手)出金処理を実行する(作業軽減を実現)

.

出金対象となる債務明細を確認する

.

抽出した情報を汎用バッチインプットシート(Excle)へ貼り付け、バッチインプットデータを作成する

.

R/3にて汎用バッチインプットを実行し、相殺処理を行う

 バッチインプットシートダウンロード → batch_inpute_f-51.xls (約50KB)


. 債務情報の確認(ダウンロード)

  仕入先明細一覧(FBL1N)    (画面から確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 > 債務管理 >勘定コード > 照会/変更:明細

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 03-06-01 仕入先明細一覧 を参照

  画面1:

  


注意点:

 

.

レポートから、出金対象となる明細の参照伝票番号を確認し、バッチインプットExcelシートへ貼り付ける。

 

.

支払方法(PM)が「A」現金出金と「C」小切手出金が対象となります。


.バッチインプットシート作成(Excel編集)

  画面2-1:

  

  操作手順2-1:

 

.

{{転記日付}}

A列

決済日付(転記日付)

 

.

{{通貨}}

B列

決済通貨

 

.

{換算レート}

C列

決済レート。決済通貨が日本円(JPY)以外の時に、R/3レートを使用しない場合に入力。

 

.

{ヘッダテキスト}

D列

決済伝票に対する摘要

 

.

{{勘定コード}}

E列

決済勘定(100010現金、100011現金(USD,100050小切手仮勘定,100xxx預金)

 

.

{{伝票通貨額}}

F列

出金額

 

.

{ソートキー}

G列

決済勘定に対するソートキー

 

.

{明細テキスト}

H列

決済勘定に対する摘要

 

.

{{事業領域}}

I列

現金・小切手勘定を管理する事業領域

 

10.

{{仕入先コード}}

J列

出金先

 

11.

{{参照伝票番号}}

K列

決済する明細の参照伝票番号(例.出金依頼プルーフNo.)

 

12.

 

レコードの最後にかならず "eof" を入力

 

13.

「データ作成」

 

シートへの入力が完了後、「データ作成」ボタンを押しExcelマクロを実行する


  注意点:

 

.

1〜6行目への追加・変更・削除はしないで下さい。

 

.

7行目以降への追加・変更・削除はOKです。(データの最後には必ず“eof”を入力してください。

 

.

背景色、文字色、罫線、フォント、文字の大きさは任意です。

 

.

現預金明細1に対して、複数の同一仕入先未決済の決済が可能です。


  画面2-2:

  

  操作手順2-2:

 

.

OK」ボタンを押し、バッチインプットファイルを作成する。
/Cドライブの直下に"testbdc.txt"というテキストファイルが作成されます。


  画面2-3:

  

 

  操作手順2-3:

 

.

OK」を押し、次画面へ。


操作手順3:バッチインプット実行(YR990001)

  作成されたテキストデータをバッチインプットします。

  メニュー選択:情報管理 > バッチインプット >バッチインプット実行

  詳細は操作マニュアル:01.操作マニュアル開発者用資料バッチインプット実行マニュアル

  画面3-1:

  

  操作手順3-1:

 

.

{{照会}}

E”のエラー時は一時中断を選択

 

.

 

「実行」ボタンを押す


  注意点:

 

.

バッチインプット実行時の処理モードの選択は必ずE”実行して下さい。


  画面3-2:

  

  操作手順3-2:

 

.

 

OK」ボタン又は「Enter」を押す


  画面3-3:

  


  操作手順3-3:

 

.

出金に対する債務明細が選択(JPY総額が青字)された状態が表示されます

 

.

伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。


 注意点:

 

.

未割当が決済する債務明細と出金額の差額です。(画面3-3では\0)
差額分を債務(債権)明細残高として残す場合は残余明細処理を。他勘定に振替する場合は差額処理を実行する。

 

.

伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。

 

.

貸借が一致(未割当額がゼロ)すると、相殺処理が出来ますので「保存」ボタンを押して下さい。