メニューに戻る  No.08-03-06

バッチインプット-小切手仮勘定決済(F-04)

処理概要:

 汎用バッチインプットを使用し、小切手仮勘定を決済する(作業軽減を実現)

1. 決済対象の小切手仮勘定未決済明細を確認する
2. 抽出した情報を汎用バッチインプットシート(Excle)へ貼り付け、バッチインプットデータを作成する
3. R/3にて汎用バッチインプットを実行し、相殺処理を行う

 バッチインプットシートダウンロード → batch_inpute_f-04.xls (約50KB)


1. 未決済明細情報の確認(ダウンロード)

  勘定明細一覧(FBL3N)    (画面から確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 > 総勘定元帳 >勘定コード > 明細照会/変更

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 01-04-04 勘定別明細照会 を参照

  画面1:

  


注意点:

  1. レポートから、出金対象となる明細の参照伝票番号を確認し、バッチインプットExcelシートへ貼り付ける。
  2. 小切手番号はソートキーに入力されている。

2.バッチインプットシート作成(Excel編集)

  画面2-1:

  

  操作手順2-1:

  1. {{伝票日付}} A列 メモ日付
  2. {{転記日付}} B列 決済日付(転記日付)
  3. {{会社コード}} C列 会社コード
  4. {{通貨}} D列 通貨コード
  5. {参照伝票番号} E列 決済伝票に対する参照伝票番号
  6. {ヘッダテキスト} F列 決済伝票に対する摘要
  7. {{転記キー}} G列 預金入金の場合”40”、預金出金の場合”50”を入力
  8. {{勘定コード}} H列 決済預金勘定(100xxx預金)
  9. {{伝票通貨額}} I列 入出金額
  10. {{小切手番号}} J列 小切手番号(ソートキー)
  11. {明細テキスト} K列 決済明細に対する摘要
  12. {{事業領域}} L列 預金を管理する事業領域
  13. {{小切手仮勘定}} M列 ”100050” 小切手仮勘定
  14. {{選択小切手番号}} N列 未決済明細を選択するキー(ソートキーに入力されている小切手番号)
  15.   レコードの最後にかならず "eof" を入力
  16. 「データ作成」   シートへの入力が完了後、「データ作成」ボタンを押しExcelマクロを実行する

  注意点:

  1. 1〜6行目への追加・変更・削除はしないで下さい。
  2. 7行目以降への追加・変更・削除はOKです。(データの最後には必ず“eof”を入力してください。
  3. 背景色、文字色、罫線、フォント、文字の大きさは任意です。
  4. 必ず未決済明細単位(1:1)で決済して下さい。

  画面2-2:

  

  操作手順2-2:

  1. 「OK」ボタンを押し、バッチインプットファイルを作成する。
/Cドライブの直下に"testbdc.txt"というテキストファイルが作成されます。

  画面2-3:

  

  操作手順2-3:

  1. 「OK」を押し、次画面へ。

操作手順3:バッチインプット実行(YR990001)

  作成されたテキストデータをバッチインプットします。

  メニュー選択:情報管理 > バッチインプット >バッチインプット実行

  詳細は操作マニュアル:01.操作マニュアル開発者用資料バッチインプット実行マニュアル

  画面3-1:

  

  操作手順3-1:

  1. {{照会}} “E”のエラー時は一時中断を選択
  2.   「実行」ボタンを押す

  注意点:

  1. バッチインプット実行時の処理モードの選択は必ず“E”実行して下さい。

  画面3-2:

  

  操作手順3-2:

  1.   「OK」ボタン又は「Enter」を押す

  画面3-3:

  


  操作手順3-3:

  1. 入出金に対する未決済明細が選択(JPY総額が青字)された状態が表示されます
  2. 伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。

 注意点:

  1. 未割当が決済する未決済明細と入出金額の差額です。(画面3-3では\0)
差額分を未決済明細残高として残す場合は残余明細処理を。他勘定に振替する場合は差額処理を実行する。
  2. 伝票 > シミュレート を選択すると仕訳を確認できます。
  3. 貸借が一致(未割当額がゼロ)すると、相殺処理が出来ますので「保存」ボタンを押して下さい。