メニューに戻る No. 08-04-02

事業部勘定起票(YRFI0004)


  社内取引で起こす伝票の場合

  社内での取引があった場合、販売を行った事業部は社内売上伝票を起こし、仕入を行った事業部は社内仕入伝票を起こします。
  お互いに伝票を起こしていないといけないので、社内売上調整勘定という勘定を使って自動仕訳を行い、チェックを行います。

  

  例)ZZ01からZZ02へ社内売上を行った場合

        (ZZ01が起こす社内売上伝票) 

借方 貸方
ZZ01 XX-37ZZ02    10,000 ZZ01 売上-社内 10,000

        (ZZ02が起こす社内仕入伝票)

借方 貸方
ZZ02 貯蔵品−その他    10,000 ZZ02 XX-95ZZ01 10,000

     自動仕訳を行うと社内売上調整勘定を使った伝票ができる。どちらかが伝票を起こしていないと社内売上調整勘定が残り、
     バランスしていない。

        (ZZ01)

借方 貸方
ZZ02 社内売上調整勘定 10,000 ZZ01 XX-37ZZ02 10,000

        (ZZ02)

借方 貸方
ZZ02 XX-95ZZ01 10,000 ZZ02 社内売上調整勘定 10,000

     このままでは、事業領域ごとのB/S、P/Lがバランスしていないので、事業部勘定を使ってバランスさせる。
     そのとき、中心事業領域(例の場合はZZ00)と取引があったように伝票を起こす。
     <自動仕訳>

借方 貸方
ZZ01 事業部勘定(ZZ00)    10,000 ZZ02 事業部勘定(ZZ00) 10,000
ZZ00 事業部勘定(ZZ02) 10,000 ZZ00 事業部勘定(ZZ01) 10,000