メニューに戻る  No.08-02-02

付替配賦方法の選択

処理方法:

@ FI伝票登録で振替伝票として登録
A CO管理会計の周期を使用して処理
B CO管理会計の特別周期を使用して処理

@FI伝票登録で振替伝票として登録

  原価センタレポートで実績値を見て、発生金額を把握する。
その金額をFI伝票登録で原価センタを指定して、振替伝票を起票する。
この方法が一番シンプルでわかりやすい方法ですが、事務の効率化や、作業量を考えると、好ましい方法とは言えない。

 

ACO管理会計の周期を使用して処理

1. センダ・レシーバの関係が同一会社コードで、かつ同一事業領域の場合
2. 実績値を付替配賦する場合
3. レシーバの按分値が固定で決められている場合や、毎回実行する時点で統計キー数値を使用して按分値を登録する場合
4. レシーバに金額のみを振り替える場合
   
  この項目全てが当てはまる場合のみ、このAの方法で処理を行う。

 

BCO管理会計の特別周期を使用して処理

1. センダ・レシーバの会社、事業領域の関係が同一でも違っていてもOK
2. 実績値・予算値を付替配賦する場合
3. レシーバの按分値が入力値・レシーバの実績値按分・生産数量按分の場合
(生産数量とは、MMの入庫数量です(CO製造指図のみとなる)
 レシーバの数量単位が同一かどうかは判断しません。単純に入庫の数量値です。)
4. レシーバに数量と金額を振り替える場合
   
  この方法が一番汎用性があり、お勧めしますが、Aに比べて処理時間が非常にかかる
(付替配賦のデータ1件あたり、FI仕訳登録のバッチインプットの1件あたりの処理時間とほとんど同じ・・・参考値:1伝票20行で約1秒)
  よって、振替データ件数が大量にある場合は、AとBを上手く使用して下さい。