メニューに戻る  No.08-03-02

バッチインプット-相殺(F-44)

処理概要:

 汎用バッチインプットを使用し、債権/債務相殺処理を実行する(作業軽減を実現)

1. R/3から債権/債務未決済明細を抽出(ダウンロード)する
2. 抽出した情報を汎用バッチインプットシート(Excle)へ貼り付け、バッチインプットデータを作成する
3. R/3にて汎用バッチインプットを実行し、相殺処理を行う

 バッチインプットシートダウンロード → batch_inpute_f-44.xls (約50KB)


1-1. 債権情報の抽出(ダウンロード)

 @得意先明細一覧(FBL5N)    (画面から確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 > 債権管理 >勘定コード > 照会/変更:明細

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 02-04-02 得意先明細一覧 を参照

  画面1-1-1:

  

 A得意先明細一覧(YRFI0049)   (Excelから確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 >追加:ダウンロード > 追加:債権管理D/L >得意先未決済明細一覧表2

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 02-04-04 得意先未決済明細一覧 を参照

  画面1-1-2:

  


1-2. 債務情報の抽出(ダウンロード)

 @仕入先明細一覧(FBL1N)    (画面から確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 > 債権管理 >勘定コード > 照会/変更:明細

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 03-06-01 仕入先明細一覧 を参照

  画面1-2-1:

  

 A仕入先明細一覧(YRFI0013)  (Excelから確認)

  メニュー選択:会計管理 > 財務会計 >追加:ダウンロード > 追加:債務管理D/L >仕入先未決済明細一覧表

  詳細は操作マニュアル:FI財務会計 03-06-02 仕入先未決済明細一覧 を参照

  画面1-2-2:

  


注意点:

 1. それぞれのレポートから、相殺対象となる明細の会計伝票番号を確認し、バッチインプットExcelシートへ貼り付ける。


2-1.バッチインプットシート作成(Excel編集)

  画面2-1:

  

 操作手順2-1:

  1. {{仕入先コード}} A列 : 債務相殺対象の仕入先コード
  2. {{決済日}} B列 : 決済する日付(転記日付)
  3. {{通貨}} C列 : 通貨コード
  4. {{伝票番号}} D列 : 相殺する仕入先未決済明細の伝票番号
  5. {{得意先コード}} E列 : 債権相殺対象の得意先コード
  6. {{伝票番号}} F列 : 相殺する得意先未決済明細の伝票番号
  7. レコードの最後にかならず "eof" を入力
  8. シートへの入力が完了後、「データ作成」ボタンを押しExcelマクロを実行する

 注意点:

  1. 相殺指定する未決済明細伝票数が仕入先・得意先で相違していても問題ありません。
次相殺明細の始まりは多い明細にあわせ開始して下さい。
  2. 1〜6行目への追加・変更・削除はしないで下さい。
  3. 7行目以降への追加・変更・削除はOKです。(データの最後には必ず“eof”を入力してください。
  4. 背景色、文字色、罫線、フォント、文字の大きさは任意です。

  画面2-2:

  

 操作手順2-2:

  1. 「OK」ボタンを押し、バッチインプットファイルを作成する。
/Cドライブの直下に"testbdc.txt"というテキストファイルが作成されます。

  画面2-3:

  

 

 操作手順2-3:

  1. 「OK」を押し、次画面へ。

操作手順3:バッチインプット実行(YR990001)

  作成されたテキストデータをバッチインプットします。

  メニュー選択:情報管理 > バッチインプット >バッチインプット実行

  詳細は操作マニュアル:01.操作マニュアル開発者用資料バッチインプット実行マニュアル

  画面3-1:

  

  操作手順3-1:

  1. {{照会}} “E”のエラー時は一時中断を選択
  2.   「実行」ボタンを押す

  注意点:

  1. バッチインプット実行時の処理モードの選択は必ず“E”実行して下さい。

  画面3-2:

  

  操作手順3-2:

  1.   「OK」ボタン又は「Enter」を押す

  画面3-3:

  

  操作手順3-3:

  1. 「未消込明細処理」ボタンを押し、選択された明細を確認する。

  画面3-4:

  


 注意点:

  1. 未割当が相殺する債権/債務明細額の差額です。(画面3-4では\1,105,650)
差額分を債権(債務)明細残高として残す場合は、残余明細処理を他勘定に振替する場合は、差額処理を実行する。
残余、差額処理についての詳細は操作マニュアル03-04-02:債権・債務の一部相殺
  2. 貸借が一致(未割当額がゼロ)すると、相殺処理が出来ますので「保存」ボタンを押して下さい。