自動支払処理について
自動支払処理を実行する場合に下記の点を注意してください。
1.提案データ作成
注意1: | 仕入先マスタで一般データ−支払処理で銀行が登録されていないと、提案データが作成されません。 | |
Ex.仕入先マスタの一般データ−支払処理で銀行が登録されていない仕入先”ZZ00-003”を提案すると、 | ||
”------- 例 外 ----------”となり、自動支払処理の対象とならない。 |
対応1: | ||
1.提案データを削除する(メニュー選択:編集 > 提案 > 削除) | ||
2.仕入先マスタの一般データ−支払処理で銀行を登録する。 | ||
3.提案処理を再実行 |
注意2: | 伝票に支払保留フラグがたっている、または支払方法が未入力のデータは提案データが作成されません。 | |
Ex.仕入先”ZZ00-001”の支払伝票に不具合があるため、仕入先”ZZ00-001”の提案データがない |
対応2: | ||
1.提案データを削除する(メニュー選択:編集 > 提案 > 削除) | ||
2.伝票を変更する(データ量が多い場合は、「マニュアル03-02-01 支払伝票一括更新」で行う) | ||
3.提案処理を再実行 |
注意3: | パラメータを間違えていると、提案データが作成されません。 | |
Ex.パラメータの支払基準日、支払方法を間違えている |
対応3: | ||
1.提案データを削除する(メニュー選択:編集 > 提案 > 削除) | ||
2.パラメータを変更する | ||
3.提案処理を再実行 |
注意4: | 他の支払日と認識名で同じ仕入先を使用して支払処理をしている場合、 | |
その仕入先がブロックされ提案データが作成されません。 | ||
Ex.他の支払日と認識名で仕入先”ZZ00-001”が使用されているため、提案データが作成されない。 |
対応4: | ||
1.提案ログを見る |
2.ロックしている支払日、認識名の処理を終了させる | ||
3.提案データを削除する(メニュー選択:編集 > 提案 > 削除) | ||
4.提案処理を再実行 |
注意5: | 銀行振込額が\1,000以下の場合で銀行手数料が相手先負担のもの | |
Ex.振込額が\300、手数料が\315の場合計算を行うと\-15となってしまいます。 | ||
その為に印刷計画処理時に(銀行ファイルを作成時に)、負の値があるということで処理が異常終了してしまいます。 |
R/3では銀行手数料負担を仕入先マスタで管理する為に、ある一定金額以下については当方負担にするということは自動には出来ません。 | ||
提案データ照会画面で事前に確認が必要です。 |
対応5: | ||
1.通常どおり提案計画の実行を行う | ||
2.提案データ照会を行う | ||
3.提案照会画面で 「ソート」を押し、支払額に”1”を入力し、 「降順ソート」を押す |
4.手数料が引かれた場合マイナスになる金額があるかを確認する(目安は\1,000以下のもの) |
5.手数料が引かれた場合マイナスになる金額があるかを確認する(目安は\1,000以下のもの) | ||
6.該当する明細がある場合は仕入先マスタの一般データ−支払処理の銀行手数料負担cdを”02”(先方負担)から”01”(当方負担)へ変更する | ||
7.マスタの修正後、提案データの削除を行い、提案計画を再実行する | ||
8.支払処理が終了後、銀行手数料負担先cdを元に戻しておく(“01”→“02”) |
2.印刷計画
注意6: | 仕入先マスタで一般データ−支払処理で名義人名が空白だとエラーが発生する | |
Ex.仕入先”ZZ00-001”は仕入先マスタの一般データ−支払処理で名義人名が登録されていない |
対応6: | ||
1.仕入先マスタの一般データ−支払処理で名義人名を登録する | ||
2.印刷計画を再実行 |