自動支払処理で起票された決済伝票の取消方法(”支払処理”後の取消)
* 自動支払処理を実行すると、下記2種類の決済仕訳が起票されます。
1. | による決済仕訳 (仕入先未決済明細が決済される) |
2. | による決済仕訳 (銀行仮勘定が決済され、銀行勘定が出金起票される。但し外貨出金の場合は、下記仕訳は起票されない。) |
* 以降で、における決済伝票の取消方法を説明します。
円貨出金で、を実行している場合は、必ずマニュアル「”印刷”後の取消」より決済伝票を取消してから、
以降の取消処理をして下さい。
→ 自動支払における決済取消(”印刷”後)
手順1-1 :
伝票照会(FB03) または、仕訳日計表(YRFI0006)で、取消したい伝票の伝票番号を取得します。
その際、以下のパラメーターを含み検索して下さい。
(1).
転記日付 or 伝票登録日
(2). 伝票タイプ → ”ZP”を入力
(3). ユーザ名(自動支払実行者のユーザーID)
「伝票照会」のメニューパス
: 会計管理 > 財務会計 > 総勘定元帳 >
伝票 > 照会
(マニュアル → )
「仕訳日計表」のメニューパス
: 会計管理 > 財務会計 > 追加:ダウンロード
> 追加:総勘定元帳D/L > 仕訳日計表抽出
(マニュアル → )
手順1-2 : 取消対象伝票は、”伝票ヘッダテキスト”に、以下のテキストが入力されています。
自動支払処理時に指定した、「実行日」と「認識名」(下図の青枠部分)が、”-”で連結されたテキスト
( 例 : 「実行日」が”2004.04.07”、「認識名」が”00003”であれば、”20040407-00003” )
手順1-3 : 取消対象の伝票番号は、以下の太枠となります(伝票照会:FB03の場合)。
手順2 : 決済伝票を、消込済明細再登録(FBRA)で取消ます。
メニューパス : 会計管理 > 財務会計 > 総勘定元帳 > 伝票 > 消込済明細再登録
入力手順:
1. | {{消込伝票}} | 取消を行う伝票番号 | |
2. | {{会社コード}} | 会社コード | |
3. | {{会計年度}} | 会計年度 | |
4. | 「消込済明細再登録」を押し次画面へ |
手順3 :
入力手順:
1. | 「再登録と反対仕訳」を押し次画面へ |
手順4 :
入力手順:
1. | {{反対仕訳理由}} | ”01”を入力 | |
2. | 「続行」を押し次画面へ |
手順5 :
1. 「再登録」及び「反対仕訳」の起票確認画面が表示されますので、それぞれを押して下さい。
注意点 :
1. 一回の自動支払で起票された決済伝票に対して上記手順2〜5を行い、決済伝票を取消して下さい。
2. 決済伝票反対仕訳のバッチインプットシートはこちら → batch_inpute_fbra.xls